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2014年7月
29日 帰還困難区域での自主的葬式
7月11日に福島県双葉郡富岡町の西願寺で、無限洞の仲間で葬式を行ってきた。葬式を行った動機はなかなか名状しがたいのだが、原発事故の結果無人と化するに至ったその場と歴史に対する供養といったものである。
西願寺住職の吉田氏の取り計らいで立入り許可を取得し、10日にいわき市に宿泊。翌日、富岡町に入り、西願寺門徒の墓所での申経(阿弥陀経・六方段)を行った後、西願寺に移動し葬式を行った(正信偈)。その後、浪江町の正西寺に行く。無人のため本堂前で申経(嘆佛偈)を行う。その後原町別院に立ち寄り、そこで解散となった。
次の映像はこの時のもの。
この映像は日野岳氏父子が編集した。日野岳氏の専立寺のサイトには葬式で読上げた表白も載っている。