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2017年3月
雨水枡の改造で自作作業のスイッチが入った。3.11が近づくこの時期、天候も緩んでくる。外工事の懸案を片付けることにした。
6日 本堂脇敷石側面モルタル仕上げ
本堂正面右脇の斜めに切られた敷石は、増築工事以前に会館入口への参道に使われていたものを、再利用して切り直し設置してもらった。しかし断面が剥き出しで段差があった。やはりみっともない上危ない。モルタルで斜めに法面を付けた。
7日 墓所通路アスファルト舗装
敷石側面工事用のモルタルを近くのホームセンターに買いに行ったとき、この「マイルドパッチ」を発見して「やった!」と思った。
素人でも本格的なアスファルト舗装のできる優れもので、他の日曜大工用アスファルトとは仕上りや耐久性が違う。以前、試しに通販で20kg一袋を購入し、駐車場のタイヤで掘られた穴を埋めて、その性能を確認していたが、これまでどこのホームセンターに行っても見たことがなかった。
墓所の道路に面するテイカカズラのフェンス脇の未舗装部分がずっと気になっていたのだが、このような小規模の面積(約8u)のアスファルト舗装を業者に頼むと非常に高く付くので二の足を踏んでいた。しかしマイルドパッチを見つけたので早速自分で舗装することにした。
20kg入りを10袋、10kg入りを1袋投入し舗装完了。おそらく業者に頼む金額の五分の一程度でできたと思う。手作り感のデコボコはご愛敬。鬱蒼としていたテイカカズラも剪定しすっきりした。
9日 石段補修
庭に大正15年に作られた石段がある。地面を掘り、その上に石を直接置いたようで、長年の間の地震や大雨で石が緩んでずれてきていた。その隙間から雑草が生え除草が大変だった。
放っておけば隙間は広がるばかりで事態は悪くなっていく。過去に大きい隙間を「固まる土」で埋めてみたがあまり効果がなかった。今回は全体にわたってモルタルできっちり埋めることにした。
先ず隙間に詰まっている土を取り除く。
水を掛け隙間の底の土を落ち着かせる。
モルタルで隙間を埋めつつ、ずれてしまった石と石の段差もなだらかにする。モルタルのダンゴを手で埋めていって(ゴム手袋必須。セメントのアルカリ成分は皮膚を爛れさせる。)コテで均し、固まってきたら古タオルで水拭きして仕上げる。
一応完了。まあよかろう。
半日くらいで終るかと思ったらいちばん手間がかかった。たっぷり一日仕事。
来週からは、庫裡と会館の外壁・屋根の修繕工事で足場が掛かる。こちらは勿論プロの仕事。
最近は櫛谷さんが居られた安泰寺の映像を時々見ては親近感を覚えている。作業は向こうの方がはるかに大規模だが。